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月別アーカイブ: 2023年8月

迷惑メール

1日に100件以上のメールが届きます。

「BNR32の不調について・・・」

「アテーサの修理方法について・・・」

そのようなお問い合わせには、

知恵をふりしぼって返信メールの文章を考えるのですが、

「二段階認証」「重要 三井住友カード」「えきねっと」

「Amazon Prime 本人確認」「自動退会」などなど・・・・

この類の危ない内容が90%以上です。

これらのメールは、微妙な犯罪のライン上にあるみたいですが

犯罪とは断定できず、

「やる側」のリスク低いところが怖いです。

文書に

「敬愛」「拝啓」「大切なあなた」とか

不自然な文字が見つかれば逆に判断しやすいです。

 

そのような中

「スーパーコピー」「偽物」など

しっかり違法を記載しているメールには

なんだか好感を覚えてしまいます。

 

潔い!

 

感覚がおかしくなっています。

 

それらに混じって

中国語の読めないメールも届きます。

タイトルの1つは「开真票」。

ネットで機械的に翻訳してみると、

「本当に開く券」でした・・・。

何か特殊なパスワードが記載されているとか・・・。

VIVANTクラスの・・・。

怖くて関われません。

 

 

綱引き2

職員室では、

担任の席の横に、隣のクラスの担任がいました。

担任は

卑怯極まる行為に対し、自分が激しく怒っている事を

隣の教師に見せる意味もあって

職員室に呼んだようにも思いました。

 

スポーツの神聖さ

正々堂々と戦う素晴らしさ

その真逆の行為について

延々と叱られ続けました。

ジャイアンは泣いていました。

しかし、自分は涙が出る気持ちにはならず

その様子が先生の怒りを増大させたようでした。

「綱引きはなぁ、引くから綱引きなんだ!」

そんな当たり前の説明でしたが、

反論する自分を

ジャイアンは、半開きの口と凝視の目と

信じられない表情でこちらを見ていました。

 

「先生、ここ使っていいですか?」

 

黒板を指さすと、

「おお?なんだ・・・?」

戸惑いながらも頭が上下に動いたので

了解したと勝手に判断し、

黒板に書きました。

 

1-1=0

 

「これは、綱引きで双方の力が同じ場合、綱が動かない状態です。」

「なるほど、力関係を引き算の数式で表したんだな。」

「そうです。」

 

その時、職員室の先生のほぼ全員がこちらを見ていました。

注目の中、先生は

「ほら、(-)、つまり(引く)だ。綱引きだからな。」

勝ち誇った様子だったのですが、

「確かにぼくたちは押しましたが・・・」

 

1-(-1)=2

 

「これも引き算です。」

 

数秒の沈黙の後、

隣のクラスの先生の・・

「なるほどなぁ、それは言えてる。」

その一言は、より強い怒りエネルギーを加えたようです。

 

「そんなのは、屁理屈だ!」

「数式です!」

 

懐かしい・・・・。

とても懐かしい思い出です・・・・。

ジャイアンは泣いていましたが、

自分はまったく泣けませんでした。

心臓が、ポチタだったのかも知れません・・・・。 (チェンソーマン 風)

 

(おしまいです)

綱引き

小学生の頃、

一番嫌いだったのは体育。

体力不足だったのもありますが、

その理由として強く記憶にあるのが

サッカーの授業です。

ゴール近くでボールを蹴ると

「オフサイド!」と言われました。

「オフサイドってなに?」

つい声にしたところ

「お前、そんなのも知らないの?」と

教室での授業では静かな数名に混ざって

体育の先生までが大きな声で叫んでいました。

「オフサイドを知らないのは、そんなに恥ずかしい事・・・?」

しかし、もし授業で習っていたとしたら

それは、自分に責任があるわけで、

ネットのない時代、

図書室に行って「オフサイド」を発見。

相手側と自分との選手の位置関係でオフサイドラインが想定され

それを超えた位置でボールを受けるとオフサイドとして反則扱いになる・・・

・・・・

絶対、習っていないし・・・・

教えていない事で叱るなんて・・・

礼儀作法で叱られるならともかく

意味不明なオフサイドで罵倒されるなんて・・・・。

「体育の先生は、学校の先生の仲間ではない!」

小学生の頭で思いました。

 

そのような経緯もあって運動会も大嫌いでした。

団体競技は、運動能力の低い1人が足を引っ張ると

全体に迷惑をかけるため、

他人に無慈悲な子供の世代では容赦ない状態になりがちです。

運動会が近づく天気予報が気になって

てるてる坊主を逆さまに吊るして神頼みもしていました。

が・・・・多くの場合では、スーパー晴天、

「今日は地獄の運動会♪UFO地球に攻めて来い!♪」

嘉門達夫の歌詞には重さを感じます。

 

そんな体育嫌いの自分でしたが、

体育が大好きな同級生とはなぜか仲良しで

その彼から運動会が近いある日に相談がありました。

「隣のクラスに綱引きで勝ちたい!」

どうやら隣のクラスのジャイアンタイプとは普段は仲良しですが、

なぜ綱引きだったかは覚えていないのですが

とにかく、勝ちたいみたいでした。

そんな相談を自分にしても・・・と思ったのですが

自画自賛的ですが、当時、

何超真剣に考えるタイプだった記憶があり、

そこで、綱引きに勝つ方法について考察しました。

最も確かな方法は、クラス全員の体力の総合力のアップですが、

これは、短期間では難しく、

特に自分は最も無理です。

次はタイミングを合わせる練習の積み重ねですが

元々、運動会に興味が薄い生徒も多く、

そこで、考えたのは

「最後に勝っていれば良い作戦」

記憶では、綱引きのルールは、

スタートから15秒引き合って決着が確定するルールだったはず、

一般的な中央の印がラインを超えて終わりだった気もするのですが、

スタートの合図で全員が一歩前に出て

後方に体制を作っている相手側の姿勢を崩し

そこから全力で引っ張る作戦。

ジャイアンはこの案を聞いて目をキラキラさせていました。

クラスで提案した際には、

ほとんど全員の目がキラキラになりました。

 

そして、当日

綱引きが近づくと、

同級生の笑顔が止まりません・・・・。

一体感、すごかったです。

そして、綱引きスタート。

息ぴったりで全員が一歩前に。

後方にバランスを崩す相手クラス。

そのタイミングで

綱につながった地面の上の人状態で圧勝。

ですが、観覧席からの応援は消え、静まる運動会。

 

翌日は振替休日で、その翌日

つまり翌々日、

担任は怒っていました。

激怒していました。

 

「あれは偶然じゃないハズだ。誰が考えた!」

 

「うー、考えたのは自分だなぁ・・・。」

そう思いながら、挙手をしようとすると

ジャイアンが力いっぱい手を上げました。

すごい!

躊躇した自分が恥ずかしくなったのを覚えていますが。

しかし、すぐに先生から

 

「いや、お前じゃない。考えたのは誰だ?!」

 

そして、自分が手を上げると

二人で職員室に来るように言われました。

 

(長いので続きます)

 

お盆休みのお知らせ

明日の8月13日(日)から8月17日(木)まで

お盆のお休みです。

今月は、第二水曜日と第三日曜日は営業です。

よろしくお願いいたします。

アテーサE-TS 修理 5

↑完成品です。

価格は、工賃と税込み¥107,800です。

キーエンスのような調整機能や

フルードの温度表示は無いですが、

抑えに抑えた内容です。

BNR32での装着画像です。 ↓

これで、

壊れやすいのに入手できない純正スイッチ

↑これが壊れても修理できるようになりました。

 

メーターに4WDの警告灯が点灯し、

トランクルーム内のユニットのLEDライトの点滅が・・・

このユニットに丸い窓があります。

↑動画のように、LEDが18回連続で点灯したら

ほぼ圧力スイッチの故障と判断できます。

 

この電子化のセットですが、

取り付けの難易度が比較的高く、

部品だけの販売は行っていないです。

ですが、純正スイッチからフルード漏れが発生している際には、

任意保険のロードサービスの対象になる可能性もあり

まとめてご連絡ください。

 

(おわりです)

アテーサE-TS 修理 4

回路についての注意点。

自動車用の半導体や抵抗、コンデンサーの使用

(振動や熱に対しての高い耐久性)

 

不安定な自動車の電圧への対応

(エンジン回転数での電圧変化や他の機器の電気使用による影響)

 

リレーを使わない

(接点のあるリレーは大電流には強いのですが機械部分の消耗があります)

 

発熱を最大限に抑える

(熱による電子機器の消耗対策と、電力の節約の効果があります)

 

回路については方向性が決まったのですが、

困ったのがセンサーです。

目標とする圧力をできるだけ狭くカバーする規格で、

湿度や汚れへの強さは必須です。

もし屋内用のカプラーや

接点に防水施工の無いタイプのスイッチやセンサーを

純正位置で使用した際には、

たぶん、短期間での破損が考えられるため、

キーエンスと同様にトランクルーム内であったとしても

エンジンルーム内で使えるくらいの耐久性が欲しいところです。

ですが、後に

海外メーカーのパワーステアリングのセンサーの流用の手段が見つかり

先の回路と合わせての試作品ができました。

オシログラフによるテストもOKです。

スタートの構想から約3年が経過しています。

そして・・・

ダイソーで買った100円ボックス内に鎮座する試作回路。

(夏休みの宿題 風)

(続きます)

 

アテーサE-TS 修理 3

キーエンス製のスイッチシステムで

純正のアテーサE-TSが正常に動作した事から

同様の電子部品も使える可能性が高くなりました。

このような圧力制御を行うコンパレーターと呼ばれる回路を

独自に製作できれば、

キーエンスの製品から必要な性能だけを抜き出し

価格を抑えられそうです。

コンパレーターを制御するためのオペアンプ

↑このような半導体、これがエライのです。

ですが・・・

自分の回路製作のレベルは低く・・・・

簡単な回路図は書けても

それをたくさん生産するには無謀と勇気が必要です。

コンパレーターとかオペアンプとかヒステリシスとか

その関係に詳しい人・・・・

的確にアドバイスくれる人・・・・

誰か・・・・

身近にいないかと・・・・

 

そして・・・・

一名様が浮かび即電話!

 

「お尋ねするのですが・・・」

「なんでしょう?」

「コンパレーターって分かりますか?」

「え?分かりますよ。オペアンプ使うやつでしょ?」

「おーーー!そうです!!!」

「それがどうしましたか?」

「圧力制御のスイッチ回路を作りたいのです。特定の圧力間でオンオフするような・・」

「ヒステリシスって言うんですよ。それ。」

「うおーーー!!!その回路って詳しいですか?」

「会話の内容だけだったら、ちょっと知ってる人なら誰でもできますよ。」

 

できる人あるある。

高い能力でも知識でも

「誰でもできますよ」と言ってしまうのです。

簡単だと思うから、出し惜しみも無く、

説明も明快。

これは・・・超ラッキーかも・・・・。

そして、急速に作業が進みました。

ありがたやありがたや・・・・。

 

(続きます)

アテーサE-TS 修理 2

アテーサET-Sの純正スイッチについて

オイルが漏れていない状態、

外観からは正常に見えるスイッチでも

作動圧力のズレなどが発生している個体はありそうな予感から、

検査する機械を作ってみました。

「作ってみました・・」と言うと技術や知識がありそうですが

キーエンス製のシステムの使用も含めて

お世話になっていた鉄工所の社長さんへの

恒例の全面的他力本願です!

画像の右下、

紙の上の部分が純正のスイッチです。

下側のメーターは不調で、

上側のメーターが圧力を正しく表示しています。

現在は圧力ゼロの状態です。

レバーで加圧するタイプで

圧力はメーターに表示されるのですが、

目標の圧力に達する前に

奇怪な現象が発生しました。

↑これ・・・

分かりますでしょうか?

配線の先端部分、

本来はこの箇所は配線のままコンピューターまで続いているのですが、

今回、センサー交換のために切った配線の

金属部分から加圧テスト用の液体がしみ出しました・・・。

1Mpsを少し上回った圧力ですが、

この箇所からの液漏れは想定外で

製造の年月や距離から

BNR32の圧力スイッチの多くで

「漏れ」は無くても、正常でない状態は多いかも知れません。

 

参考まで、ONとOFFの圧力テストも行ったのですが、

0.8MpsでOFF制御が入りました。

つまり、アキュムレーター内部には1Mps以下の油圧しか確保されず

この圧力ではソレノイドが作動し

フロントタイヤのトルクメーターが大きく動いても

フロントタイヤには、小さな駆動しか入っていない事になります。

 

BNR32では、

フロントタイヤの駆動で前方に引っ張り

リアタイヤのトラクションを上げる動きをするところを

FRのようなテールスライドを簡単に発生させる車両では、

フロントタイヤのトルクメーターは動いていても

実はほぼFR・・・のようなケースは多いかも知れません。

 

(続きます)

アテーサE-TS 修理 1

アテーサE-TS

スカイラインGTRに採用されている4WDシステムの名称です。

最近、システム内の圧力スイッチの故障が顕著で、

(↑これです。これが壊れるのです。)

このスイッチ

3.8Mpsの圧力に達するとOFF、

2.8Mpsの圧力まで下がるON、

↑のように動作する機械的な構造です。

アキュムレーターという油圧をキープするための部品に

(↑これです。内部に窒素ガスを貯めてピストンを押す構造です。)

2.8Mps~3.8Mpsのモーター駆動による油圧確保のための

システム内で、圧力感知ができる唯一の部品です。

 

少し前の「アテーサE-TS」のブログの続きですが、

画像のスイッチが常識的な価格で購入できれば

いろいろと考える事も無く、

それでOKだった案件です。

 

数年前、

店舗が広島県廿日市市地御前から栗栖に移転した頃

初めてご来店されたBNR32のオーナーさんから、

後部からのオイル漏れのご相談がありました。

「リアデフが原因かな?」とリフトアップして確認すると

スイッチらしき箇所から止まる事なく噴き出す液体を見て

「なに、これ?」

個人的には、初めて見た症状。

↑2本の配線が出ている間から漏れていました。

早速、部品確認をすると単体での図が無いのです。

アテーサユニットのセットで購入・・・。

その時はまだ販売されていましたが、

金額を忘れたいほど高額でした。

その時は、奈良県のガレージヨシダさん所有の中古品で修理できたのですが、

レアなケースと思っていた同様の症状が、次々と発症しました。

これは・・・・本来の強度の限界がここで現れているに違いない・・・。

 

これは困りました・・・。

何か代替案はないものか・・・。

ここからの流れは、

先のブログ「アテーサE-TS」で、

キーエンス社製の部品で制御を行う事に成功しました。

しかし・・・・最大の問題は価格です。

めちゃくちゃ高いのです。

キーエンスは代理店制度で、

がんばればすごいお金持ちになれるらしい・・・・。

これは逆に考えると粗利が大きい事にもなりそうです。

そして、性能の無駄遣い。

本来、工場のプラントなどで使用されるセンサーユニットで

配管の複数個所に設置し、

温度や圧力を常時集中管理室に送る機能を有し、

オマケに一体に二つのセンサーを持っている・・・・

アテーサE-TS用では、一つしか使っていないし・・・・

機能全体の20%くらいしか使っていないかも知れません。

圧力センサーと制御部だけを分離できないものか・・・

できれば少しでも安くできるかも・・・・

そして、回路の製作へ試行錯誤が始まりました。

 

(続きます)

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