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オフィシャルブログ

やっと雪が溶けてきました。

仕事、再開できます!

それにしてもすごかった・・・。

雪が降ると

ある常連さんのBNR32の

遠い昔の出来事を思い出します。

 

その日、

常連さんは、帰路で雪が降り始めに遭遇します。

タイヤはノーマル。

スタッドレスではありません。

路面は少しずつ白くなり始め

自宅近くの登坂に不安はあったものの

彼の心の支えは、

スカイランGTRが4WDである事でした。

坂道、登坂力と言えば4WD。

しかし、4WD最強神話は崩れ、

傾斜が厳しくなる自宅に近づくと

ほぼ前進しなくなりました。

前進方向にタイヤは回転しつつ、

車は数秒前に通ったばかりの場所へ下がり始め、

ついにはガードレールで停止。

以降、まったく動けなくなりました。

自宅に近かったため、奥さんが気がつき

BNR32まで徒歩でやって来て

暖房の効いた車内で夫婦の会話が進む中、

前方から光源を確認、

マツダの高額なセダンが坂を下りてくるのですが

ふらふらと左右に揺れた様子から

もしかするとノーマルタイヤ・・・・。

やがて、ついさっきの滑った経路で車は近づき、

懸命な回避行動も空しく

相手の車輛は、

側面と側面を擦るように通り過ぎて行きました。

常連さんは、運転席と運転席が最も近づいた時、

慌てながら、そして怒りながら相手の顔を見ると

こちらを見ながら、

全身全霊の謝罪の表情と

そして、合掌をしていたそうです。

それを見て、彼は思いました。

 

「気持ちは分かる!」

 

被害者と加害者が気持ちを共有したレアなケース。

 

 

そもそもこのスカイラインGTRは

ジムカーナではドリフトしまくり。

まったく4WDではない動きで、

当時、インストラクターだった谷口君と大井さん、

両名が、「あれは4WDじゃないね。」と評した

良い意味で本人の希望に沿うように不調のアテーサE-TS。

以前、アテーサスイッチを電子式にテストで交換した際、

「前の仕様が良かった!」と元に戻した経緯がある

ほぼ4WDではないBNR32。

ますます積雪での坂には不適、

不適切にもほどがある仕様です。

 

 

アテーサE-TSの故障について3

積載車でお引取りしたGTR(BNR32)は

トランクから10秒~20秒に一回のカチカチ音が続いていました。

しかし、故障診断では「異常なし」。

アキュムレーター交換や

アテーサE-TSの油圧系(リアデフ上)の修理歴は無かったため

オーナーさんとのご相談で

予想修理の意味も含めての作業のご了解を頂きました。

可能性は高いものの、

100%アキュムレーターと確定できないため、

ご了承が必要になってしまいます。

しかし、リフトアップの後、

リアデフ上のアキュムレーターを取り外した段階で

アキュムレーターか圧力センサー不良がほぼ間違いないと思われました。

理由は、アキュムレーター取り外しの際、

アテーサE-TSの油圧伝達用のフルードが噴き出さなかったからです。

正常であれば、ネジ式で固定されているアキュムレーターを緩めた際

ブワーーーッ!とフルードが噴き出します。

↑取り外し前(正常時)

↓取り外し中(正常時)

↑ガス圧で押されたピストンの圧力でフルードが噴き出しますが

アキュムレーターが壊れている場合

↑の位置でピストンが固着しガス圧が残っていても

↓フルードがほとんど噴き出さないケースか

圧力スイッチの不良でアキュムレーターが正常でも

↓フルードが噴き出さないケースです。

圧力スイッチが油圧がかかる前にモーターを止めてしまう事例です。

しかし、この場合では、4WDの警告灯がメーターに表示されますので

故障は、アキュムレーター側にありそうです。

 

そして取り外したアキュムレーターを実測すると

↑このような数値になりました。

切断したサンプルで表現しますと

おそらくガスが抜けてしまい

ピストンを押し戻す能力が失われているようです。

参考にまで正常なアキュムレーターで測定すると

切断サンプルの再現では、

つまり、このBNR32は、

ずっとFRで走行していた事になります。

オーナーさんはとてもおとなしいそうな方でしたので

ゆっくり走行での危険性は低いですが、

滑りやすい路面状態では、

アテーサE-TSの性能が発揮されず

リスクの高い状態とも言えます。

 

アテーサE-TSの油圧スイッチの故障の可能性は

以上の状態から低くなりましたが、

故障の頻度が高く、

ディーラーさんでの通常作業では

この部品だけの購入は純正設定が無いため難しく

↑これが買えないのです・・・・

ニスモへりーじですと数十万円の費用がかかってしまうため

リオオリジナルのセンサー式でのご対応になりました。

せっかく広島にあるので・・・との事で

こちらも故障頻度が上がっているFPCMも交換、

(左、オリジナル基板交換済み)(右、取り外した純正基板)

神奈川県までの納車に旅に出ました。

スカイラインGTRの遠いオーナーさんからのオーダーは

本当にうれしく思います。

そして

引取りの時とは違い

富士山に雪が・・・・。

10日間くらいの間の風景の変化に感動です。

後日、オーナーさんから、

始動動作、エンジンがかかる前のキーオン発生する2つの音

アテーサーE-TSのポンプの作動音と

フューエルポンプの作動音が

これまでとは異なり、

始動性も上がったご報告を頂きました。

ありがたやありがたや・・・・

 

さらに後日、

愛知県に在住のBNR34のお客様から届いた画像では

実に美しい!

 

遠方からのご依頼、本当にありがとうございました!

おはようございます。

雪がすごくです!

スタッフの通勤にも危険を感じてしまい、

本日、休業となりました。

窓から外を見ながら

でも・・・

きれいだなぁ・・・と思ってしまいました。

白と黒だけの

まるで水墨画みたいです。

 

自分は店舗に幽閉状態です。

事務仕事します。

事務です。

事務。

ジム・・・

量産型はいやだーーー!!!

 

 

アテーサE-TSの故障について2

BNR32のオーナーさんのお話では

アキュムレーターの交換履歴は無いとの事です。

当然、圧力スイッチも新車時のままです。

警告灯は点灯していませんが

状況からの判断では、

おそらくほとんど2WD状態ではないと考えられます。

このような場合でも

メーター上のフロントタイヤのトルクメーターは作動し

あたかもフロントタイヤには動力が伝えらえている風ですが、

↑トルクメーターは、

ソレノイドバルブへの動作信号で動いているだけですので

油圧がかかっていない状態では

水圧のかかっていない水道の蛇口を開くのと同じで水は出ず、

フロントタイヤへの駆動トルクもゼロに近い事になり

「4WD風の2WD状態」になっています。

今更ですが、

スカイラインGTRの4WDは悪路走破のためのシステムではなく、

ハイパワーを路面に伝えるための4WDですので

2WDの走行は純正が有している安全性を損なっている事になります。

実は加入されている任意保険の会社にこの旨を伝えますと

「後ほどご連絡しますので少しお待ちください」の回答の後、

レッカー搬送が認められました。

 

以前に似たような事例ではNGが出てしまったケースがありますが

保険会社によってその対応の違いは大きいと思います。

スカイラインGTRのような年式が経過し

故障のリスクの高い車の場合では、

保険会社の選択は重要だと思われます。

あくまで個人的見解ですが

ネット系や共済系は保険料は安いですが外した方が安全です。

東京海上日動、損保ジャパン、あいおい、AIGが

これまでの経験では頼りになりますが、

中にはこれらの保険会社と同じような保険料にも関わらず

対応が最悪の保険会社もありました。

加入時には笑顔の「お任せください」状態でも

実際に保険金の支払いが発生した際には激しい抵抗をするような

保険内容の連絡の際の電話での会話では、

「東京海上日動さんでは認められたのですが・・・」に対し

「あそこは違うので。」と回答され絶句しました。

ここで実名を書きたいのですが

あくまで個人的見解ですので・・・・。

 

お勧め4社の内の1つの保険会社の許可が認められたため

積載車での引き取りに伺いました。

場所は神奈川。

通常、広島→神奈川では

レッカー搬送の支払い上限を超えてしまうため、

超過分についての説明が加えられますが、

今回の保険会社の担当者さんからは

加入者に対しての追加金額についてすごく心配した口調でした。

すごいなぁ・・・。

そこまでフォローするなんて・・・。

〇〇〇〇〇〇(株)_漢字6つ_とはすごい違いだ・・・。

「大丈夫です。他にも用事を作りましたので追加請求はゼロです。」

そのように回答すると、とても感謝されました。

先のブログと話題が重なりますが、

給油は宇佐美に限定しています。

そのため、関西方面に向かう際には

宇佐美の無い新東名は避け、東名高速の浜名湖インターを目指しました。

偶然の朝日を見れてラッキー。

次は富士山

絶景です。

日本の宝です。

 

(続きます)

 

アテーサE-TSの故障について

富士スピードウェイで開催されるR’sミーティングへの参加は、

毎年の恒例行事になりました。

初出店は何年くらい前になるのだろう・・・

編集長さんからの

「出店してみましょうよ。お話したい人、多いですよ。」

その言葉での勢いとノリで

イベントを見学するだけだった自分が出店を決めました。

テントやテーブルはリース手配ですので

形だけは他力本願で大丈夫、

直前までは、

「まずは恥をかきに行こう。何ごとも経験だ!」と悠々としていたフリは

開催直近に限界点に達し、

何かしなくてはいけない・・・と危機感が高まり、

慌てて作ったのがリオマガジン001でした。

出発の2週間くらい前に思いつき

印刷会社に相談し、文章を書き始め

焦った状態での原稿は誤植だらけ

完成品が店舗に届いたのは静岡への出発当日でした。

R’sミーティング会場では、

文章ミスが多い理由をお話しながら配布したのですが、

それで親近感が上がったような奇妙な効果がありました。   笑

 

昨年(2024年)もたくさんの方とお話ができました。

あるBNR32のオーナーさんからは、

トランクルームからの短い周期でのカチカチ音のご質問がありました。

1分間くらいの周期のその音について思い浮かんだのは

アテーサE-TSのモーターを動作させるリレーの作動音です。

4WDの動作のために必要な油圧を作るためのモーターは

設定された油圧の上限に達するとスイッチがオフになり、

下限値に達するとスイッチがオンになるよう

リレー動作で制御されています。

 

ふと・・・

電気部品にちょっとだけですが詳しい自分には

「リレー」は、使い慣れた普通の部品ですが、

多くの人はご存知なのだろうか・・・と

ブログを書きながら思いました。

そこで、リレーについてちょっとご説明してみます。

 

モーターなどの動力を作る部品は大きな電力を必要とします。

電力が大きい場合、通電するための配線やスイッチなどの部品には

それなりに大きな負荷が発生します。

例えば、以下のような回路では

(フリーハンドですみません・・・)

配線やスイッチには発熱などによる負担がかかります。

そのため頑強なスイッチを採用する方法もありますが

電子回路ではそれが難しい場合も多く

そのような状況で、リレーが登場します。

リレーとは、通電部分を受け持つ小電力で動く部品です。

このような構造です↓

AとBに電気が流れるとCの電磁石が磁力を発生し

固定されたDの上側のEを引っ張り

EとDの間で通電する構造です。

Cの電磁石は使用電力が小さいため

AとBの電力も小さいため

リレー駆動用にはわずかな電力しか必要としません。

リレーは、図では、このように表現します。↓

モーターの回路にリレーを入れると↓のようになります。

スイッチにはリレーが使用する小さな電気が流れ

モーターが使う大きな電力はリレーの接点を通過する

スイッチ保護の回路です。

このリレーが動く際、

電磁石がEとDを接触する時にカチカチ音が発生します。

 

お話、戻りまして

アテーサの作動頻度にもよりますが、

アイドリングでは数分間周期です。

その間隔が短い場合、

圧力を貯めるためのアキュムレーターの異常が多いです。

BNR32では、アキュムレーターはリアデフの上部にあります。

内部は↓のような構造になっています。

アキュムレーターのガス圧に対し

アテーサモーターの油圧が勝り

内部のピストンが図の位置まで押された状態で止まり

油圧センサーが3.8Kを検知したところで

アテーサの制御ユニットがモーターを停止させますが、

油圧は最大で3.8Kがキープされています。

↑またフリーハンドです。

文章での説明では長くなって、逆に分かりにくいもので・・・。

アキュムレーターに貯めた油圧でセンタートランスファー内の

クラッチを押し発生した摩擦でフロントタイヤを駆動させる構造ですが

(実際は逆流防止バルブなどもっと複雑です)

アキュムレーターが壊れた場合・・

例えば↑のような状態でシール部が破損したり、

ピストンや内壁のシリンダーに傷が入ってしまうと

⇔の小さな範囲にピストンの動きが制御されたり

固着の場合では、ほぼゼロの油圧確保量になり、

必要な圧力の上限でスイッチオフのためのリレー動作

必要な圧力の下限でスイッチオンのためのリレー動作のため

短い周期で圧力スイッチがカチカチと音を出している可能性があります。

もう一つの理由として考えられるのは圧力スイッチです。

正常に作動するための圧力が内部構造の故障で変化し

狭い範囲で、動作信号を制御ユニットに伝えているケースもあります。

通常、どちらの場合でもメーターには「4WD」の警告が点灯し

トランク内のユニット下の窓から確認できるLEDの点滅回数で

その故障を検知する事ができるのですが

RB26エンジンで採用されている故障診断は

完全に壊れる前の中途半端な状態では

多くの場合で「異常なし」を表示します。

それまでの経験則や勘が必要な理不尽な状態ですが

たぶん多くの日産ディーラーさんでは、

それらに精通していた当時の整備士の多くが定年退職され

不調のBNR32などが入庫すると

若手の人たちが苦労するような現状があるみたいです。

 

(続きます)

なぜか静岡

年始の1月11日、午後10時の閉店の時間、

代車のワゴンRを貸し出している常連さんから電話がありました。

修理でのお預り車輛の完成連絡の数日後のその日、

マイカーの回収に自宅からリオにワゴンRで向かっている途中

高速道路の登り坂でトルクが下がり

安全のためパーキングに入ったところだそうです。

 

原因はなんだろう・・・・?

代車のワゴンRは、

直近で燃料ポンプや燃料フィルター、

プラグ、イグニッションコイルを新品交換し、

オイル交換後の距離は約1000km・・・

自分が足代わりに使っていた時には好調でした。

しかし、走行距離が多いため、当初、違う代車を準備していましたが、

「ETCがどーしても欲しい」との事で

このワゴンRに変更した経緯がありました。

どこかからオイル漏れか急激な消耗が発生したとか・・・。

そこで、オイルレベルゲージを確認してもらうと

がっかりの予感的中、先端部にオイルが付着が無く、

油圧低下によるエンジン内部の抵抗が増大の可能性が高まりました。

パーキングエリア内のガソリンスタンドで

オイルを2L入れてエンジンを再始動すると

マフラーからジェット機のような白煙が噴出、

この状態は、

シリンダーとピストンへの重大なダメージを表わしています。

自走で広島までの走破はまず無理です。

なぜなら、そこは静岡県だから・・・

約700km弱の遠方です。

ですが、現状で車以外のすべてが無事である事に最大の感謝をしながら

午後10時過ぎ、大至急で積載車で回収に向かいました。

グーグルマップでは8時間くらいかかる表示がありましたが

積載車での速度などを考えると休憩なしで9時間はかかるはず。

それでも走っていればいつかは到着するわけですから、

途中、給油や意識確保のための休憩をはさんで

現地到着は結局午前9時30分になってしまいました。

寒い時期でのエンジンがかからない車内は命に関わりますが、

大きなパーキングあるあるの24時間稼働の施設だったのは

不幸中の幸いと思われます。

 

静岡パーキング上り側のスマートETCから一般道に出て

同じパーキングの下り側のスマートETC出口近くに駐車し、

オーナーさんに電話しました。

実は積載車で高速道路内に入りたくな事情があり、

それは給油です。

高速道路内では、ガソリンも軽油もリッターで20円くらい高額で

軽油は¥180/Lくらいです。

しかし、自分が所有している宇佐美カードでは

業務用の取り引きのためか

全国、どこでも一律同じ金額で¥140/Lくらい

破格で、この差は大きいです。

意地でも宇佐美で給油したいのですが、

広島のリオからの静岡までの道順では、

高速に入る宮島SA→福山SA→龍野西SA→三木SA→草津SA

以上のパーキングに宇佐美の給油所がありますが、

大阪を越え新東名に入る経路では関東圏まで宇佐美ゼロ状態です。

山陽自動車道のどこかの宇佐美で給油すれば

静岡SAまでは到着できるものの、

無給油で引き返すと次の宇佐美までに燃料不足になってしまいます。

そのため、高速道路に入る前に一般道の宇佐美で給油したかったのです。

パーキング内で待機しているお客さんに

「スマートETCで外に出てくださいー!」と電話しました。

ですが、ワゴンRは姿を現さず、10分くらい後

「エ・・・エンジンが始動しません・・・・」

驚愕的な連絡がありました。

どうやら圧縮が下がり、

3気筒の内の1気筒が機能を失い

残りの2気筒も本来の性能を逸した状態での始動性低下と

その状況での長時間のセルモーターの動作で

プラグにカーボンやガソリンが付着する

一般的に「かぶった」と呼ばれる状態が発生し

走って(足)でパーキング内に入り、

ワゴンRのセルモーターを使って始動を試みたのですが

まったくダメでした・・・。

そこで、次に考えた作戦は

「押してスマートETCを通過する」でした。

二人でがんばってワゴンRを押してゲートに向かったのですが

ふと・・・・

「これって、法的にどう?」と

今更ながらの不安が脳裏に浮かびました。

「もしかして、やったらダメな事・・・・?」

ETCゲートに設置のカメラに

必死で車を押す大人2名が写ったら

もしかしてニュースなる事件性まであったりして・・・。

スマホでJHを検索し

問い合わせ先の電話を探して

録音電話の案内で番号を何度も選択して、

やっとつながった先も

「人力で出てもいいですか?」の質問はレアのため

あちこちに転送され、

最終的に得た回答は

 

スマートETCを押して出たらダメ!

 

でした。

当然ですね。

エンジンで動く車両に、人が全員乗ってゲートを通ってください、

との指示でした。

そこで・・・、

新たに思いついた別案。

積載車がスマートETCからパーキング内に入り

ワゴンRを積んだ後に同じスマートETCから出る。

JHに問い合わせたところ

 

同じゲートから出たらダメ!

 

でした・・・。

これも当然ですね。

条件を満たすには、

高速道路内に積載車で入り

積載の後に近くのインターで一般道に出た後で

宇佐美で給油を行い

再度、最寄りのインターから高速道路に戻る方法ですが

何か無駄が多く、もったいない。

 

ちなみに、ワゴンRを積載した後に

そのまま広島に戻ってしまうと

積載車とワゴンRの両方に

静岡→広島の高速道路料金が必要になります。

距離がすごいのでこれは要注意ですが、

方法として、

積載車が近くのインターから高速道路外から出た際に

JHに電話でその旨を伝えれば大丈夫ですが、

その際、積んだ車輛の

登録ナンバー、ETCカードの番号

本人の氏名と連絡先

積載車のナンバーを伝え、

整合性が認められれば、適正に処理されるそうです。

 

だけど・・・

何か方法はないのでしょうか・・・

山のような未練と共に思案に思案を重ねて

あきらめの悪い輩♪ (クリーピーナッツ ダンダダンOP 風)

ふと・・・原点に戻り

「エンジンがかかればいんだ!」に回帰し

エンジンルームを開けて再始動を試みました。

プラグ付着したガソリンが点火を邪魔しているわけですから

まずはガソリンの噴射を止めて空気だけを入れてみよう!

インジェクターへの配線をカプラー処理でカットし

空気量を増やすためアクセル全開でセルモーターを動作させ

燃焼室に空気だけを入れ続けると

プスプス・・・と何やら始動しそうな雰囲気が・・・。

燃焼室に残ったガソリンだけで小さな爆発が復活しつつあるので

これはいけるかも?!状態。

そこで、インジェクターを接続し、

アクセルを調整しながら再びセル始動で

ブォブォブォブォ!!!!!!

エンジンが再始動。

ルームミラーには

マフラーからの白煙で後方視界ゼロの光景が映し出されていました。

ボンネットを閉め、二人とも車内に同乗、

Dレンジに入れると停まりそうな状態を

NとDを交互に操作しながらスマートETCゲートへ。

JHの指示する方法だから法的には大丈夫のはず。

ゲート前で一旦停止し、

エンジンが止まらないようにブォブォアクセル操作しながら待っていると

ゲートが上がり

ワゴンRの2名の歓喜歓声と共に一般道へ、

そのまま積載車まで移動し、

パレットにワゴンRを固定、

無事に積み込みを完了しました。

 

そのまま2名で帰路へ。

広島までの会話は

「たてロールになっちゃった」

「アクロバティックさらさら」

などなど・・・・

嗜好の方向性が同じ同乗者はとても元気を与えてくれます。

とっても迷惑をかけたのに

パーキングで購入のお土産まで用意してくれていました。

なんて

なんてすごい人なのでしょう。

感動。

 

思い出

予防接種での注射針の使いまわしによるB型肝炎感染について

政府への補償請求の弁護士事務所の

テレビやラジオでのCMを耳にすると

「自分も危なかったなぁ・・・」と思っています。

全員、体育館に並ばされ、

自分の学校では、接種リストとか作成せず

「まだ、注射していない人~?」

みたいな感じで、超雑な対応で

お医者さんが注射していました。

 

遠い昔の注射の痛さへの恐怖よりも覚えているのが

自分の前の友だちの光景です。

針が皮下に入り、

少しだけ血が注射器の透明な部分に逆流した後、

注射器本体はそのままで針だけ差し替えて

次は自分の順番だったのですが

「血が混ざるじゃん・・・・」

子供ながらの危機感で全力疾走で逃げました。

当時、覚えた知識で

血液型によっては混ぜてはいけない組み合わせがある事と

目の前で行われている予防接種との不合理について

激しい違和感と恐怖がありました。

予防接種が終わるまで隠れ続け、

「まだ注射していない人~?」の先生の声にも沈黙し

「接種をしない」をそっと決行しました。

名簿とか付けていないのですから、

隠れていれば大丈夫だったのです。

たぶん、幼少の頃に予防接種はあったかも知れませんが、

その時以来、まったく受けていませんでした。

それで、インフルエンザに感染、発熱などすると

両親は、

「予防接種しているのに変だねぇ・・・」と話していましたが

自分が未接種である事を大人になってもずっと黙っていました。

 

最近、ラジオのCMを聴く度に、

自らの危機回避行動について自画自賛です。

近況

お久しぶりです。

恒例の確定申告の書類作成で忙しく

ブログ更新ができなくなっています・・・。

今期、

日常的な数値入力など格段に良かったハズなのですが、

(自画自賛)

大問題の一つが「棚卸し」でした。

基本的には、売上前の部品の内容を数え

それらの単価と数を入力する作業です。

年末年始のフル稼働で在庫内容の紙への記載は完了したものの

書き込んだ文字のパソコンへの入力で苦戦しています。

時間がかかっている原因は「単価」です。

特に日産の純正部品。

以前と同じ品番でも価格が高騰しているため

古い順で使用しているため、

去年の棚卸表からのコピーでは誤差が発生するため

仕入れの画面で最新の情報を検索しながら

やっと終わりそうです。

いつも・・・

申告期限ぎりぎりで税理さんにまとめて提出する

超迷惑状態を回避するため、

今回は1月中には提出したいと・・・・

これは「野望」の領域展開生得領域です。

 

ブログで載せたい話題が

山ほどありまして、

あ、

車関係以外が多いですが・・・・

恒例ですが・・・・

あけましておめでとうございます。

あけましておめでとうございます。

昨年中はたいへんお世話になりました。

本年もよろしくお願いいたします。

 

12月30日~1月5日まで

例年よりも休んでしまいました。

昨年の年末年始は発熱と倦怠感で

違う意味で休むしか無かったのですが、

それ以前では、

思い浮かぶ仕事に携わってしまい、

気がつけば年越しを店舗で、

そのままお正月も店舗で迎え

1月2日恒例の地域イベントなどで店舗、

気がつけば2日間くらい自宅に帰り、

再び店舗に出勤し、年始の仕事をスタートでしたが、

今年は、

12月30日には帰宅し、

1月2日の地域集会への参加以外では自宅でした。

ずっと健康だったし、超珍しい年末年始。

 

お正月番組での恒例、

芸能人格付けチェック2025年は

やはり最高でした。

これを観ていると

「年を越せたんだなぁ・・・」と幸せな気分になります。

ガクトはすごさには感動です。

大谷翔平と並ぶ日本の代表的人物だと思います。

 

番組中に特に印象の強かった一つ

海老チリ、チャーハン、餃子 の食べ比べ

ミシュランの中華店

所沢の町中華店

そして、

絶対あかんシェフの浜田作

YouTubeを見て作った

選ぶと2ランク落ちる素人中華。

しかし、毎年、これを選ぶ芸能人は多いのです。

 

テレビの映像を観ながら

「一流を選べるのか・・・?」

「一度、体験してみたい」

そう思ったのは、

たぶん自分だけでは無いと思われますが

そんな中、

なんとセブンイレブンから

「浜田中華」が数量限定で発売される案内があり、

番組終了後、すぐ購入に動きました・・・・

ですが、完売。

そこで、セブンイレブン巡りが始まり、

ついに、エビチリ炒飯を発見。

4つ、まとめ買いして、家族で食したのですが

 

超おいしい!

 

これを目隠し状態でほんの少し食べたら

絶対選びそう。

すごい戦略ですね。

ミシュラン中華であれば

お弁当での再現が難しいだけでなく

「期待したほどでは・・・」とか偉そうに言ってしまいそうですが

「浜田の中華」です。

格付けで見破れるほど美味しくない想定が基本ですから

おいしく感じてしまいそうです。

食べる事で、テレビイベントに仲間入りした感もあり

・・・・・

一流の商売戦略を見た気持ちになりました。

 

 

いいお正月でした。

日産部品の高騰

日産の部品の一部が激しく高騰しています。

9万円のクラッチペダルが66万円とか・・・。

価格変更の一覧をざっと見てみると

使用頻度が低い部品名が多いみたいです。

 

RB26DETTで多い事例、

6連スロットル部のガスケットの吹き抜けです。

純正は紙ガスケットのため、

長期使用での経年劣化で硬化した後に割れ、

ブースト圧で部分的に外側に吹き飛び

↑ガスケットの無い箇所が通路のようになってしまいます。

アイドリング時でのの負圧では空気を吸い、

そのシリンダーだけ空燃比が高く(空気が薄い状態です)

程度によっては燃焼不能に至り

インプレッサなどのボクサーエンジン音が発生する事もあります。

ドドドドドド・・・の排気音です。

インプレッサでの「ドドド」は、

水平対向エンジンでのタービンが右側に寄っているため

エキマニの集合部までの距離が異なる事で発生する不整脈の正常音ですが

(「不整脈の正常」ってなんだ・・・?!)

RB26DETTでは、一気筒が不完全による異常音です。

スムーズさは失われ燃費は悪化し、

とても不愉快な状態になります。

この状態では、アイドリング中に

可燃物であるパーツクリーナーをスロットル周辺に吹き付けると

アイドリングが上がりガスケットの損傷は確実になる

とても野蛮な確認方法があります。

ガスケット交換には、スロットル関係はすべて取り外す工程が必要ですが

その際に見えるのがガスケット下の部品類の数々です。

そして、高い確率で始まるのがそれらの部品交換です。

目視で分かる劣化、オイル漏れ、そして錆、

↓は、それらの1つ

エンジンブロックからの冷却水関連のパイプです。

左が長期使用済み、右が新品です。

折れた事例もありますが、

先端部からの水漏れや、ホース抜けが多いです。

↑の部品の価格変遷ですが、

BCNR33、こちらの伝票上では、

(画像はBNR32です)

2018年6月  ¥2,480

2021年4月  ¥3,160

2022年10月 ¥3,220

現在       ¥6,440

 

こちらはエンジン前側、ウォーターポンプ背面

2018年6月   ¥1,580

2021年2月   ¥1,660

2021年8月   ¥1,830

2022年5月   ¥17,200

2022年10月  ¥17,500

現在        ¥17,500

 

2021年から2022年での値上がりは顕著ですが

今回の日産からの価格改定の情報での

シルビアのバッテリーブラケット。

6416053F00

それまでの¥26,600が・・・・

改定後は¥302,000・・・・

税抜きです!

 

製造工程での何らかのコスト事情の違い・・・と思ったのですが、

高騰している部品のほとんどが

消耗度と使用頻度の低い部品である事から

おそらく、

日産が売りたくない事が理由ではないでしょうか?!

売り切ってしまうと新たに作る必要があるものの

消耗度の低い部品では、

大手メーカーでありがちなコストとシステム上の事情から

「作る時は大量」であるため

売れない在庫が増え

資産が増える事での課税の問題も発生し

保管場所の費用も大きく、

しかし、生産中止にするとクレームが出たり手続も面倒・・・

そこで、考えたのが、激しく値段を上げて購入に対して壁を作り

売らない事による完売の防止、

少数での在庫の確保

これが異常な高騰な理由の予感がします。

消耗度の高い部品も価格は上がると思いますが

それは別枠の気がします。

願望が入っていますが・・・・。

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