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次男と会話

しばらく前の

受験で忙しい次男と会話。

(店舗に連泊のため、久々でした・・・・)

忙しい時でも嫌な顔をせず、目を見て話してくれます。

いい子に育ってくれて感謝です。

 

親「旧約聖書って、誰のためか知ってる?」

子「え?基本はユダヤ教の人だよね」

親「正解!じゃあ、ヨゲンシャのヨの漢字分かる?」

子「銀行預金の預だよね」

親「すごいね!よくわかるね1」

子「試験に出そうだから」

親「じゃあ、なんで予じゃなくて預か、わかる?」

子「確か、神様の言葉を預かる意味だったよね。」

親「うー、知ってるなぁ・・・」

子「最初は予言の予だと思ってたけど、ニュースで預だったのでネットで調べた!」

親「じゃあ、ユダヤ教の預言者で有名人は?」

子「有名なのはキリストでしょ」

親「元々はユダヤ教の信者なんだよね」

子「だからユダヤ教もキリスト教も信じる神は同じ、何で戦争するんだろう?」

親「だよね」

子「でも、預言者ってずるくない?」

親「本当に神様の声を聞いたか、あやしいってとこでしょう?」

子「そうそう。日本にも預言者がいるよ」

親「誰?」

子「古事記で、神功皇后(じんぐうこうごう)が神からの言葉でイルカもらった」

親「え?なにそれ?」

子「神様から天皇と認める証にイルカをプレゼントするって聞いたって」

親「それで?」

子「神様との約束の日、海岸に大量のイルカがうちあげられ、みんなで食べた話」

親「そんなのがあるんだ」

質問しているハズの側なのに新たな情報に翻弄される知識不足の親・・・・

子「だけど、子供の時からずっと神とか言われたら信じるよね」

親「たぶん親の言葉より神の言葉が優先でしょう」

子「ユダヤ教は、従わない者には死を!だから戦争の元はここかも」

親「うん。キリストはそれ比べると優しい。愛が多そう」

子「キリストは争いが嫌いだったかも知れないね」

親「新約聖書は、キリスト作の預言の書だったのだろうか?」

子「弟子が書いたらしいよ」

めちゃ知ってる・・・。勝てない・・・・。そもそも勝負じゃないし・・・・。

親「イスラム教は、新たな神の声を聞いた預言者だけど変だよね」

子「なにが?」

親「だって、ユダヤ教→キリスト教からの同じ神の発言なのに違う。神は気分屋だ!」

子「預言者の聞き間違え・・とか、伝言ゲームみたいになったんじゃない?」

親「それが戦争の原因だとすると信者はかわいそうだよね」

子「だけど、今回の戦争に至ったのはイギリスが悪いよ。知ってる?」

親「バルフォア宣言!」

子「あ、知ってた」

親「じゃあ、もう一つは?」

子「フセイン・マクマホン協定!これ大学入試だと出るらしいよ」

 

この後も延々と会話が続き

妻から「高校受験の勉強の邪魔をしないように!」と注意されました。

でも、楽しかった。

 

(内容は親子の知識範囲でのお話です。宗教的な深みは無いのでご了承ください)

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